ときちけは趣味が生きがい!

時計中心の趣味日記(アフィリエイト収益化をしています)

コンプレッサー・ダイバーズのクリック感。

 

暑い日が続くので休日もパソコンの前に座ってポチポチ。今日くらいの気温だと冷房ケチって換気扇&エアコン送風で乗り切ります。エアコン代高くて困ってる人は窓開けて送風でもだいぶ涼しいからオススメ、でもパソコンの排熱で周囲2℃は上がってる気がする。素直に冷房点けようか。

 

室内でも時計着けるよ。時計愛好家だもの!作業中は帯磁するので外してます。

 

コンプレッサーはダイバーズファンなら一度はコレクションに加えようとする時計でしょう。私も前から欲しいと思ってたんですが今日まで結局ご縁がありません。外胴ダイバーズ手に入れたらたぶん他に欲しいダイバーズ無くなるので今後も手にすることはないな。

歴史については雑誌やネット上にいくらでも記述があるので割愛します。簡単にいえば潜水に耐えうる強度を持つケースを作れる会社がごく限られていたダイバーズ創成期に、ESPAはじめケース製造会社が開発した「水圧がかかるほど密閉度が高まるケース」を採用したダイバーズのことです。水圧への対処法がギミック的で何とも男心をくすぐられる。防水時計ブームに乗り遅れた、又はそもそも開発資金がない各社に救いの手を差し伸べこれを採用した時計はかなりの数が売れたそうですね。

 

(画像は以下のサイトからの引用です:Amazon | [Orient(オリエント)] 自動巻き腕時計 オリエント時計 ORIENT REVIVAL RN-AA0D01B メンズ シルバー | メンズ腕時計 | 腕時計 通販

 

現在一番手に入れやすいのはオリエントのキングダイバーシリーズでしょう。色んな場所に置いてあるから実物見て納得ずくで買えますよね。これホント大事。正直ここ5年くらいで実店舗はあからさまに販売が見込めるものしか置かないようになりました。だいぶ厳しいんでしょうね。転売厨も元気ですからもはやレアものに遭遇できるかは「運」です。

時計とは関係ないことでしたが私は古い人間ですので《若造の癖に(笑)》、実際に吟味する機会が与えられているだけでこのキングダイバーに100点満点付けたい気持ちです。スウォッチオメガもそうですが4~5万いくかどうかの時計がプレミア入手困難てどういうことだと。雲上とか各メーカーの限定ハイエンドとかなら分かりますけどね。

IWCのアクアタイマーそっくりのデザインですが先に出したのはこっち。パクリなんていわせない!マックイーンがメンテに出したエピソードとか製品としての深みもバッチリです。欠点らしい欠点もないザ・コンプレッサーダイバーズで値段も最高に良心的な時計ですね。デカいとか厚いとかいうやつはチプカシでも着けとけ。ホント頑丈だから。

本当に最適解なんですが一つだけ気になる、私的にはわりかし致命的なところがあってベゼルが両回転するうえにクリック感が0なんですよ。まあコンプレッサーケースが現代のダイバーズ規格をパスするのは難しいでしょうし20気圧防水になるのは仕方ないかと思うのですが、ベゼルが両回転してしまうこととクリック感が全くないのはいただけません。せめてクリック感だけでもあれば...!

 

(画像は以下のサイトからの引用です:ノーティック・スキー オートマティック - LIP日本公式サイト (lipwatch.jp)

 

LIP(リップ)のノーティックスキーも同様に両回転、クリック感ナシです。コンプレッサーケースでは他にない、というよりダイバーズ全体で見てもかなり希少な38㎜のコンパクトサイズで顔も整った大変魅力的なモデルなんですがベゼルは両回転、何度もいいますがクリック感がない。私はあのクリック感、ギミック感がないとワクワクできんのですよ...!気にしない人には依然おすすめできる魅力的なモデルだと思います。というかそんなことまで気になる神経質な人間の方が少ないよなぁ。

 

そんな訳ですが日頃のリサイクルショップ巡りの甲斐もあり実は一度IWCのアクアタイマーを手にしたことがあります、車もなく気軽に中古屋をはしごできるのが都市圏住みの良いところ。

ケースのエッジや高級感にはどうせ汚れるやんけと大して魅力を感じなかったのですがベゼルを回したところでこのモデルに対する評価はひっくり返りました。ベゼルがちゃんと逆回転防止なんですよ!しかもちゃんとクリック感ある(120分割かは分からんかった)。ちなみに操作レバーもねじ込みです。ダイバーズ取得してんだから当たり前だろという話ですが細部に宿る高級機の本質、意地を感じた瞬間でしたねあれは。このクラスになって漸く逆回転防止を装備とは、インナーベゼル式への搭載は余程敷居が高いと見える。ロンジンのレジェンドダイバーがどうなってんのか非常に気になるところですね。

 

てなわけで今回はコンプレッサーケース特集でした。特集名乗るにはあまりに数が少ない?まあいいでしょ。

このタイプの時計はダイバーズ顔なのにすらっと小顔に見えるところが長所ですね。スーツに合わせるのは難しい普通のダイバーズと違って(私は着けてるけど)何の違和感も無くなじみますし何ならこなれ感すら伝わってくる。これからますますユーザー増える予感がしますね。

アクアタイマー欲しいなぁ、買えないけど。なあIWCさん、こんだけ宣伝したんだからインセンティブ数%くれない? んん? 

ではまた。

 

今日はタートル、横顔が王者の風格を放つ時計です。