最近どうものんびりしていると落ち着きません。時間を有効に活用しなくてはという不安に駆られます。おかげでいろいろ面倒がってため込んでいた所用が片付いてスッキリです。
でもこんな状態が続くと余裕がなくなって趣味を楽しめなくなってしまいます。というわけで今日は時計に対するモチベーションを上げるため、前々から行ってみたかった「スイートロード川崎」さんへ行ってみました。
川崎までは自転車で40㎞。電車賃がかなり負担なので行きは自転車です。遅い時間の出発だったので殆ど写真を撮ることも無くひたすらペダルを漕ぐ。途中とても大きな橋があったのでこれだけは思わず撮ってしまいました。下は線路が通っている三層道路です。写真だとイマイチ迫力が伝わらないのが残念。
2時間経過でようやく川崎市に到着。今週3度目の多摩川です。ここまで来ればもう少し。
到着！
思っていたよりもこじんまりとしていますが、店内からは綺麗でお洒落な雰囲気が伝わってきます。私のような冴えない男が入るには敷居が高いぞこりゃ。
勇気を出して店内へ。
凄いです。
よく見るモデルからレアもの、そうそうお目にかかることのできない激レアモデルまでが所狭しと並べられています。手前の棚がスイス時計、奥の棚が国産時計です。
貧乏学生は〇万の時計なんてそうそう買えないとはいえスイス時計もある程度かじったつもりだったのですが、知らないメーカー名がちらほら。まだまだです。
奥の棚にはメインターゲットの国産アンティークが大量に陳列されていました。恥ずかしながら名の通った専門店に訪れるのは初めてだったので画像でしか見たことのない高級機の数々を食い入るように見つめてしまいました😅変な奴だと思われたかな。
当たり前かもしれませんがどの時計も大変綺麗です。研磨と言ってもオークションなどで見かけるようなエッジがガビガビの個体では無く丁寧に面取りがされており、新品同然とはいかないまでも製造から半世紀経っている個体ばかりとは信じられない程です。これなら相場よりも少し高い価格も納得できようというもの。というより本来フリマサイトやネットオークションの存在が価格破壊、市場破壊なのですね。昔は中古であろうと時計は時計屋さんで購入するのが当たり前だったのですから。
時代の変化といえばそれまでですが。
店内ではお客さんと店員さんが和やかに時計談義をなさっていて交流の場としてもとても良い雰囲気でした。40㎞走った疲れとお洒落な雰囲気への気後れからかなり挙動不審な態度だったと思いますが、丁寧に対応していただけました。見るからに金の無さそうな私でも邪険に扱わず対応してくださったのは本当に感謝です。
買う気が無いのにいつまでも留まっていては迷惑なので30分くらいで退出。今度来るときはちゃんと買いに来ますので勘弁を。
お店の外でパシャリ。
移動中はスピードG-SHOCK、お店用にケースに入れてクラウンSPを持っていきましたが店員さんに「いい時計ですね」と声を掛けていただけて嬉しかったです。
一時は本気で時計の販売員になることも検討していましたが、お店の方々を見ているとトーク力というか会話術というか、やっぱりコミュ障気味な私には無理だなぁというのが感想ですね。あとは爽やかさとか。
町の時計屋さんみたいなイメージを勝手に持っていましたが、実際にはお洒落で高級感あるたたずまいでした。商品も丁寧に研磨されていておそらくOHも含め最高の状態に仕上がっているかと思いますし、店員さんの爽やかな、それでいて軽くない物腰、態度。そういったものが総合的にお洒落で落ち着いた雰囲気を作り上げているのだと思います。ここで買い物をしたお客さんはきっと気分よく帰路につくことができるでしょう。
専門店って凄いなぁと素直に感心しました。
さて、川崎まで来たのは久々なのでついでにもう一か所寄り道します。すぐ近くです、ここ。
ウェアハウス川崎というゲームセンターです。
通称「川崎の九龍城」。
あきらかにクー〇ンズゲートに影響を受けたと思しきふざけたゲームセンターで、お金をかけまくって建造されたであろうおふざけの要塞です。僕はここが大好きで紹介記事も書きました。
このおふざけ要塞ですが、残念ながら昨年惜しまれつつも閉店してしまったという悲しいニュースを耳にしました。本当に残念です。最後に一目と思い行ってみたのですが...
ねえじゃん！
既に跡形も無く取り壊されてしまっていました。考えてみれば閉店から半年以上は経っているので当たり前ですが、工事中のところをみるに本当につい最近まで存在していたよう。あと一歩遅かったか...!
クタクタだったので帰りは電車にしました。
【 おお ウェアハウス！ つぶれてしまうとは なにごとだ！】
