【S大学の野郎に捧ぐ】大学生が独断と偏見で選ぶ吉祥寺グルメ
家族で金ローのコナン観ました。「鍵泥棒のメソッド」のオマージュ?でしたね。大好きなコメディ映画なのでまた見たくなっちゃいました。
今日は久々に大学まで行ったついでに吉祥寺の町を散策してきました。いまや4回生の私ですが3年間うろうろして色々なところを食べ歩いたので、今回はその紹介をしていきます。これが後輩たちの昼飯選びの一助になれば幸いです。
吉祥寺といえばお洒落で高いこだわりのグルメの印象があるかもしれませんが私は一切そういう所は入れません。あくまで金欠気味の学生や昼食500円縛りのサラリーマンでもプチ贅沢で入れる店を紹介します。
【目次】
1.つけ麺えん寺
2.喫茶ロゼ
3.喫茶カヤシマ
4.ぎょうざ一圓
5.吉祥寺どんぶり
6.肉あんかけ炒飯 炒王
7.新潟カツ丼タレカツ
【番外編】
8.SHUTTERS(シャッターズ)
9.天丼 金子屋
10.成蹊前ラーメン
11.井之頭公園 三福だんご
【1:つけ麺 えん寺】
私がつけ麺に目覚めたお店。吉祥寺に行ったらまずこれを食べてほしいです。
「べジポタ」という野菜を超配合した濃いスープがウリ。濃ーいい味なのに野菜スープだから健康にも良く?さらさらしたスープで麺に絡みのどごしもイイ!
固定ファンが多いのかいつも10人前後の行列です。(撮影時は準備中で助かった)並んでも食べる価値はありますが、残念ながら時間のない時に行くお店ではないです。サラリーマンの昼休みが終わった後の13時~15時がおすすめ。
入口の壁に貼られたこれらは全て雑誌で紹介された際の切り抜きだそうです。こんなしょっぱいブログで書かなくても既に超有名店みたいです...
【2:喫茶 ロゼ】
何を食べてもおいしいお店。でもやっぱりハンバーグが一番おいしいです。おじいさんとおばあさんが二人で切り盛りしている昔からある喫茶店のようです。
比べるのは失礼かもしれませんが、私の中で東京都清瀬市にある「キッチン鈴木」さんと並ぶ最高のお店です。雰囲気と居心地の良さ、そしておいしい料理。
こういう小規模なお店は常連さんが内輪で騒いだり、逆に自分一人だけで居心地が悪くなったりしがちですが不思議とこのお店はそういった心配と無縁です。雰囲気を壊さないためのお客さん同士の暗黙の了解ですかね。
入口は階段上ってまっすぐのつきあたりです。看板も分かりずらく見つけるのに苦労しますが間違いないお店なのでぜひ行ってみてください。
【3:喫茶 カヤシマ】
昭和レトロ感満載のお店。おすすめはナポリタン。
店内の写真を撮れないのが残念ですが、中に入ると壁から天井までびっしりポスターが貼られてます。店内は何から何まで「昭和」。昭和を知らない人間が語るのは変かもしれませんが、世間一般に昭和と呼ばれるものを煮詰めて具現化したような、ここだけ時代に取り残されたような雰囲気。
ロゼとは正反対で常にガヤガヤ騒がしいですがそれすら雰囲気に合っている。むしろ騒がしくなきゃいけないとさえ感じるお店です。大げさなポスターやラジオや酒やたばこの匂い、汗臭いワイシャツ姿のおっさんたちはこの空間に絶妙に溶け込みます。
誤解を恐れずに書くと、おすすめのナポリタンもケチャップ多めで麺が太く、食べずらいという人もいるかもしれないです。レストランで出るような整った見栄えのする料理じゃないかもしれません。でも旨いし、どこか懐かしい。知らないはずの昭和を感じさせてくれるお店、それがカヤシマです。
【4:ぎょうざ 一圓】
デカくてうまい餃子のお店。吉祥寺だと「みんみん」が有名ですが私見では断然こっちのが旨いです。
とにかく餃子がウマい。デカい。「餃子の王将」のようなパリパリの日本餃子ではなく「満州ぎょうざ」のようなもちもち皮の中華餃子。中国では餃子は主食として扱われるだけあって中華餃子は小さくても肉厚で味も強いのですが、それを三つ並べたようなサイズで1つ分。5個食べ終わった頃にはグロッキーです。餃子を頼むと中華スープも付いてくるのですがこれも絶品です。
餃子+ご飯だけでも文句なしですがラーメンも旨いので困る。濃い口の塩ラーメンですが普通にラーメン屋だけやっても儲かりそうなくらいしっかりした独特の味です。餃子のエキスでも入れてるんでしょうか。餃子だけでお腹いっぱいになってしまうのですが、分かっていてもついラーメンも注文してしまうんです。罪なお店ですね~。
えん寺ほどではないですがここも行列がよくできるのでご注意ください。やはり13時~15時が狙い目です。
以上がトップ4です。
味は絶対保証ですがいかんせん行列で気軽に行けない場合も。そんなときにおすすめしたいのが以下。
【5:吉祥寺どんぶり】
学生御用達の丼もの屋。普通のしょうゆにんにくが一番うまいと思います。
にんにくの量がそれほど多いというわけではないのですが、マシマシのねぎとにんにくと醤油が合う合う!!気軽に入って満腹で出てこられます。そこかしこにネットカルチャーを盛り込んだ店内の内装やラジオの内容などから高~大学生を客層として想定しているのが分かりますが、大人が入っても別に変なことはないと思います。
気負わず食事に集中できるお店という感じです。
【6:肉あんかけ炒飯 炒王】
吉祥寺どんぶりと似たようなお店ですが、ここは肉あんかけ炒飯のお店。
あんが濃厚でひき肉たっぷり。大盛無料なのもデカい。
一口食べてまた一口→完食の一品です。今日食べてきたので写真をどうぞ。
あんに隠れて炒飯が見えませんが、白米ではなくしっかり作ってくれています。炒飯のしっとりした噛み応えとあんの絡みが絶妙なんですよ。中華スープがセットで付いてきますがこれもおいしいです。
スタンプカードがあって10回来店で炒飯一杯無料です。私は今6回まで貯まってます。あ!!今日もらってくるの忘れた。
【7.新潟カツ丼 たれかつ】
丼ものばかりですね(-_-;)すみません。
ブタたれカツ丼のお店です。大きい豚カツを豪快に乗っけた「タレかつ丼」が食べられます。衣が付き過ぎない程度にサクサクした豚カツは肉厚で歯ごたえもありご飯との相性抜群です。普通の豚カツとは違って醤油味が染み込んだお肉は新鮮な食感。
濃い目で正直途中で味に飽きてしまうこともあるのですが、何故かまた来てしまう不思議なお店。
ここからは番外編です。理由も説明します。
【8:SHUTTERS(シャッターズ)】
イタリア料理のお店らしいですが、デザートがおいしいです。
おすすめはアップルパイ。僕はもともとアップルパイ嫌いだったのですがここのを食べて変わりました。しっかりとりんごの味・匂いを残しながらも果実特有の苦み、水臭さをうまく消しています。「りんごの味をしたパイ」です。(当たり前か)
デザートなので番外編に入れました。
【9:天丼 金子屋】
(↑これで梅ですよ)
日本橋にある天丼の超名店の姉妹店らしいです。私も行ったのは2回だけ。
理由はとってもいいお値段だから。番外編に入れた理由でもあります。松・竹・梅とありますが梅で¥1100くらいで、正直学生風情が行くお店じゃありませんでした(当然頼んだのは2回とも梅)。いつ見ても必ず並んでます。
とても美味しいですが、今の私がこれを十分に味わう舌を持ってるとは思えませんので詳細な感想は控えます。
【10:成蹊前ラーメン】
S大学前交差点の脇にあるラーメン屋。店名で名前出ちゃってますね。
吉祥寺はラーメン激戦区でもあるらしいのですが、並み居るラーメン屋のなかでもたぶんぶっちぎりで行列のできるラーメン屋はここ。
吉祥寺グルメを書くなら絶対入れるべきなのですが駅から離れすぎているので(徒歩約20分)、番外編に入れました。
味はいわゆる次郎系。かつては本物の「らーめん次郎 吉祥寺店」だったらしいのですが、味を追求しすぎた結果本家次郎から破門されて今に至るという(あくまで学内の噂で本当のことは知りませんが)いわくつきの店。
原液ぶち込んだんじゃないかというくらい味が濃く、麺は極太、ニンニクドカッ、チャーシューはベーコンみたいととにかく規格外。私は一回食べたら半年はごめんです。それでも熱狂的なファンが付いているらしく15~6人待ちが当たり前ですが回転率も速いのでそんなに待ちません。翌日のニンニク地獄は覚悟してください。
【11:井之頭公園 三福団子】
井之頭公園の白鳥ボート乗り場前の売店で買える焼き団子です。しょうゆ味とクルミ味の2種類から選べます。
何の特徴もないごく普通の三玉団子ですが、これを食べながら井之頭公園を散策するのは最高です。景色が最高のさかなになってくれますよ。食べ終わった後で串は売店が回収してくれます。
残念なのは売店は5時で終わってしまうこと。夜、桜の季節なんかに団子片手にビールあおるのは最高だと思うのですが。
以上、吉祥寺グルメ紹介でした。
吉祥寺は本当に退屈しない町で食事処以外にも面白い場所が沢山あります。それでいて一本路地に入ると自然のある閑静な住宅地なのがまた面白いです。隣の三鷹なんかは全然雰囲気が違います。機会があれば他にも紹介したいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。