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セイコーのブランドまとめ<中編>

 

前回に引き続き、今回はセイコーの中~高価格帯ブランドを紹介します。まとめがメインということで結構端折りました。自分が持ってない時計(ブランド)についてつらつら書くのも気が引けますし何より紹介するブランドが多いので、簡易な紹介にとどめたいと思います。

 

それでは中堅ブランドの紹介。

 

セイコーカニカル>

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(画像はAmazon販売サイトからの引用です。 URL:https://www.amazon.co.jp/セイコー-SEIKO-MECHANICAL-メカニカル-SARB033/dp/B001AE9XRQ

 セイコー5のワンランク上に位置する機械式時計ブランド。正確にはセイコー5スポーツが通常の5よりも上位に位置づけられていたりしますが、国内販売ラインでは最も手軽な機械式時計の入門機種に位置づけられるブランドだと思います。

マニファクチュールの機械式時計が3万から手に入るというところにこのブランドの真価があります。5との差別化としては外装のランクとより高い精度4Rならハック機能の有無以外は5とあまり変わらないんじゃないかなという気もしますが、6R4Sになると流石に違うのだと思います。外装に関しては価格なりかもしれないですが期待外れという声はあまり聞きません。

画像はメカニカルSARB033という時計。中身はメカニカル上位の6R搭載で、3万円台ながら高い質感と良デザインでプアマンズGSと呼ばれる一品です、既に廃盤なので欲しい方はお早く。「和製エクスプローラー」の異名を持つアルピニストもこのラインに属する製品です。

 

セイコープレザージュ>

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(画像はセイコーHPからの引用です。 URL:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage/SARX027

セイコーカニカルの上のランクに位置する機械式ブランドです。(一部モデル除く)間違われやすいですが読み方はプレザージュです。この価格帯になると外装に力の入ったモデルがちらほらあります。

価格帯は4万~のベーシック・ラインと7万~のプレステージ・ラインに分かれています。ブランド内での価格の差が激しく、下は4Rから上はスプリングドライブのモデルまで存在します。最も高い製品はなんと60万。(限定仕様・2020年調べ)調べるまでスプリングドライブはGS専用機械なのかと思ってました。

カニカルの製品はお堅いビジネス時計といったデザインが多いですが、プレザージュはフォーマルな雰囲気を崩さずも個性的なデザインが多く、ドレスウォッチと呼ぶに相応しい製品が出てくる価格帯です。

画像は特徴的な「琺瑯」のダイヤルを搭載したモデル。琺瑯とは工芸品などの表面仕上げに用いられるガラス質のうわ薬のことです。ツルっとした仕上がりになっているのですがこれが大変美しく、経年変化なども楽しめそうなモデルになっています。上のモデルはカレンダーがなければもっと良いのですが...売り上げも好調のようでセイコーも推してるシリーズです。

 

セイコールキア

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(画像はセイコーHPからの引用です。 URL:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/lukia/ssvv056

 

女性用のシリーズラインなので詳しく知りません...ごめんなさい。有名なのはやはりCMを打っていた「レディーゴールド」でしょうか。綾瀬はるかさんがアンバサダーをやっていましたね。画像はレディーゴールドシリーズのモデルSSVV056。

男性が金時計を身に付けるのは服との親和性や雰囲気などの理由からかなり難易度が高いことですが、女性が着けるとそうした印象を受けないのはどうしてでしょう。セイコーでは発色を抑えたやわらかな金色が使用されていますが、これもやはり女性のみに見合う特権のような気がします。ラインナップを見た限りローマ数字ダイヤルも多いようですね。通常ラインには少ないのでこれも羨ましいです。

女性用と謳っていますが腕時計は本来33~36㎜が標準的な大きさなので、銀色ケース宝石埋め込みなしのモデルがあれば男性でも違和感ないと思います。同じく女性用時計の「ティセ」というブランドもあるのですが、こちらは近年活発ではないようです。ルキアのみに絞って廃盤ということでしょうか。

 

<ドルチェ&エクセリーヌ

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(画像はセイコーHPからの引用です。 URL:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/dolceandexceline/SACM171

 

ペアウォッチのブランド。大小同じ、または共通したテーマのデザインの時計にするためか、シンプルな時計が多い印象です。クォーツ、ソーラー、ソーラー電波のモデルがあります。

注目したいのがクォーツのラインナップ。今時珍しくノンデイトのモデルばかりとなっています。セイコーの現行品でノンデイトの時計を探すとかなり少ないので貴重な選択肢です。特に上の画像のモデルSACM171は薄型、無駄を排しながら綺麗にまとまっているデザインと魅力的なモデルだと思います。搭載機械も年に数秒しか狂わないGS潰しの「年差クォーツ」であり、5万前後のモデルに搭載されるのはかなりお得です。

 

セイコープロスペックス>

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(画像はセイコーHPからの引用です。 URL: https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/sbbn033

 

セイコーの技術力の結晶といわれるセイコーダイバーズは全てこのブランドに属してます。有名なブランドなのであまり語る必要ありませんね。ダイバーズの他にも山岳などでの使用を想定したランドマスターシリーズや、デジタルの登山、トレッキング用途時計などスポーツラインの時計群です。画像は「ツナ缶」の愛称で有名なセイコーダイバーズ。世界でも指折りのダイバーズウォッチです。

 

セイコープルミエ(プレミア)>

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(画像はAmazon販売サイトからの引用です。 URL:https://www.amazon.co.jp/SEIKO-セイコー-SSA369J1-PREMIER-AUTOMATIC/dp/B07KKJFSFQ

 

セイコー5やパルサーと同じくセイコーが海外で展開するブランドのようです。価格帯としては2ブランドよりもかなり上で、国内のメカニカル~プレザージュラインに相当します。共通してみられる文字盤外周部のローマ数字が特徴的。詳しい情報が見当たりませんが、なかなか魅力的なデザインに思えます。

 

セイコーブライツ

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(画像はセイコーHPからの引用です。 URL:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/brightz/saga233)

 

セイコースタンダード、プロスペックス、GSなどと共に家電量販店や時計店などのショーウィンドウでほぼ必ず見られるブランド。普及機のスタンダード、スポーツ時計のプロスペックス、高級機のGSということで、ブライツは中級機の立ち位置でしょうか。

クォーツ中心のラインナップで、デザインはスポーティなものが多いです。グローバルやフライトなどの文句が多用されている、クロノグラフが多いなどブランドテーマを「」としている節がある?画像はデュアルタイム(二国時間表示)機能のついたモデルSAGA233。

個人的にあまりデザインは好みではありませんが、時計本体と弓管の一体感は素晴らしいです。隙間なくピッタリとしており、普及機には見られない高級感がありました。ただの個体差でしょうか。

 

アストロン

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(画像はセイコーHPからの引用です。URL:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/astron/sbxc003

 

世界初のGPSソーラーウォッチ。大谷翔平選手がアンバサダーをしていますね。画像はレギュラーモデルのSBXC003。

アストロンとはセイコーが開発した世界初のクォーツ時計であり、それまで冷蔵庫並みの大きさだったクォーツ時計を腕時計サイズまで小型化することに成功するという、セイコーの凄まじい技術力を証明した時計です。同時にその後20年続く機械式冬の時代の到来を告げた、時計史に残る腕時計になります。

これほど象徴的なモデルをブランド名に起用するというだけでもセイコーのこのブランドに対する力の入れようが窺えますが、GPSにより名前負けしない「絶対精度」を誇ります。デザインも正統派クロノグラフといった印象でとてもかっこいいです。文字盤のバランスもよく好印象です。

 

 

 

中堅ブランドの紹介だけでかなりの分量になってしまったので今回はここまで。最高級ブランド3つについては次の記事でちょろっと書いて終わりにします。