吉見百穴感想 -埼玉県民の定番遠足スポット
最近筆が乗ってます。この調子でバンバン書くで!
今日は吉見百穴への遠征の記録を書きます。
吉見百穴(よしみひゃっけつ)とは、古墳時代後期の権力者層の集合墓地です。竪穴の一つ一つが墓地となっており、1400以上もの竪穴が存在します。大正時代に重要文化財に指定されて以降は埼玉県有数の知名度を誇る名所として、県民に愛されているようです。余談ですが埼玉住みだとかなり高確率で遠足で行くことになるそう。
一面畑で目新しいものがないのでひたすら進みます。水飲み休憩中に一枚。
着きました。道中の写真が無いのはご愛敬。
道が分からずグーグルマップに頼っていましたが、間違えて裏山に入り込んでしまいました。フェンスがあって入れず結局引き返すことに。皆さんもご注意ください。
意外にも入口からは穴の様子が見えません。見学料を払って中へ。
凄いですね。急な斜面に穴が点々と...
きっと竪穴ができてから山が削れて行ったのですね。1400年もあればさもありなん。流石に遺体は回収されているのでしょうが、奥行きのある穴を見るとまだ何か眠っているような雰囲気があります。
階段で上層の一部を見学できます。山の頂上までは行けませんでした。裏から回った時に小屋があったので持ち主がおり、あくまで私有地なのでしょう。
撮影用に入れる穴があったので、ついでに撮ってみました。ここにもかつては眠っていた人がいたはずなので、ちょっと不謹慎かな...?お邪魔します。
余談ですが、この吉見百穴の地下にはかつて大平洋戦争時に軍需工場が建設されており、そこは「出る」と言われてます。私に霊感の類はまったくありませんが。
地下の方は普段は一般開放されていません。
小高い山なので、上からふもとを一望できます。かつてはこんな山がそこかしこあったのでしょうね。僕は高いところが好きなので、こういった裏山が近所にあったら良かったのになあなんて思ってしまいます。
下に降りて売店へ。売店のおじさんがここの歴史や誰それが来た、なんて話を沢山聞かせてくれました。もしかして地主さんだったのかな?
もう一つ、ここが有名な理由として珍しい「ヒカリゴケ」が群生しているスポットがあるというのがあります。生物発光ではなく僅かな光を反射して光っているように見えるらしいのですが、うすぼんやりとした柔らかい光で美しい光景でした。写真に撮るにはあまりに儚い光でしたが。
帰りにラーメン食べて帰りました。店名は忘れちゃったけどおいしかったなぁ。
疲れた体にラーメンはよく沁みる。
今回はこんな感じで終わりにします。
最後までご覧いただきありがとうございました。