お久しぶりです。急に忙しくなりすっかりブログから離れておりましたが、月初めということで仕切り直しです。ブログの更新が止まっている間も時計関連のネタはしっかり追っていました。これからもバシバシ記事を書いていきたいと思います。
初心に帰るということで、今日はこれ。
セイコー ロードマチック5601-9011。2番目に購入した時計で初めての国産アンティークです。
クォーツ登場により急激に廃れた機械式時計の最後期の作品です。諏訪セイコーが56系、亀戸セイコーが52系を開発したのちに一度セイコー機械式時計の系譜は途絶えました(と記憶しています)。その後90年代に4Sとして復活した52系とは違い、この時計に搭載された56系の復活は果たされませんでした。52系の方が優れていたというよりは、56系を復元できるだけの技術が既に失われていたのではないかと思います。
とにかく良くできた時計でどこを撮っても絵になります。機械式時計最後期の作品だけあって国産アンティークの中でも特に安定した性能ですが、やはり外側のカッコよさを抜きには語れません。最初は革ベルトにしてましたがやっぱりステンブレスは良いです。
そういえばロードマチックはしっかり記事にしたことが無かったので、次の記事はこいつについて詳しく書いてみようと思います。薄型手巻きと薄型自動巻きのツーショット。10年程で自動巻きは手巻きと同等の薄さを手に入れました。
とりあえず今日はリハビリ程度でここまでで。
ご覧いただきありがとうございました。