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時計中心の趣味日記(アフィリエイト収益化をしています)

ようやく入手したブラックボーイ純正ベルト

 

忙しく中々記事を書くことができませんでしたが、休眠期間中も時計集めその他の趣味はフルスロットルで継続中でした。物欲は留まることを知らず。

新しく入手した時計関連の品もいくつかあります。今回はそのうち一つをご紹介。

 

セイコーブラックボーイ ベルト

 

SKX007ブラックボーイの純正ジュビリーブレスレットです。半年ほど欠品が続いていたのですが先日ようやく市場に出回るようになったので購入。他に欲しい時計があるとどうしても備品は後回しになってしまうのですが、いざ無くなると無性に欲しくなるのが人間というもの。半年間このベルト欲しさに悶々と過ごしてました。いや長かった。

 

セイコーブラックボーイ ベルト

 

巷ではラグと弓管の隙間が無く一体感の感じられる写真が多く出回っていますが、実際に装着してみると結構隙間はあります。また調整なしだと装着時、腕を動かす度に本体と弓管が当たる(擦れる?)音が若干します。

以前同じタイプのラグ形状をした時計にSS(ステンレススチール)ベルトを付けた際、この音は本体に傷が付いている音ではと不安で装着を断念したことがあるのですが、純正品でこれならもうこのタイプの仕様ということなのですかね。実際は多少擦れはしても目立つ線傷が入ったりはしないと思います。

 

セイコーブラックボーイ ベルト

 

それにしてもジュビリーベルトはカッコいい。半年間待った補正もあるでしょうがブラックボーイに大変似合っています。

以前"IT"の後編を観に行った際に主役7人のリーダー格、ビル役の俳優さんがジュビリーブレスの時計を終始身に着けていて(おそらくデイトジャスト。私物?)劇中何度も映ったのが印象に残りました。若干成金趣味だと感じていたジュビリーブレスが気になりだしたのはその頃からですね。存在感の強い、華のあるベルトです。

 

セイコーブラックボーイ ベルト

セイコーブラックボーイ ベルト

 

多くの方がおっしゃっているように軽くてしなやかなベルトです。グニグニ曲がります。腕のカーブに沿ってフィットするので着け心地は抜群です。これが故に巻きベルトを愛好する方も大勢いらっしゃると聞きます。ベルト単体が軽くても本体が重いので決して軽く感じるわけでは無いですが、それでも金属ベルト仕様で装着時に重みを感じることが無いのは大きいです。

巻き板ブレスといっても昔の物のように側面から巻き板が見えるようなことも無く(それが良いと感じることもあるのですが)、側面もきちんと処理されていて傍目からは無垢のように見えます。持ってみると明らかに違いますが。

 

セイコーブラックボーイ ベルト

 

クラスプ部分。「必要十分」といった感じで、少しのっぺりとしてはいますが保持性は良さそう。パシッと子気味いい音でしっかりとロックしてくれます。ただ二段ロック部分の作りが薄く、視覚的に少し不安を感じる部分もあります。

 

セイコーブラックボーイ ベルト

セイコーブラックボーイ ベルト

 

ここでひとつ、同価格帯の逆輸入ダイバーとしてライバル的な地位にいたSKX779 "モンスター" の純正ベルトと比較したいと思います。私は以前モンスターの記事で「ベルトの質感はモンスターの方がボーイよりも良い」と書きました。

 

ただ恥ずかしながらこの時はボーイのジュビリーブレスを所有していませんでした。もちろん嘘八百を書いたわけではなく実物を試着したことはあったのでその体験を基にした感想でしたが、ようやくじっくりと比べることができます。 私物を比べてみて感想は変わるのか?

 

セイコーブラックボーイ ベルト

 

ぱっと見モンスターのベルトの方が大きく見えますが、大柄に作られているとはいえモンスターのラグ幅は20mm。対してボーイは22㎜でラグ幅だけを見れば実はボーイの方が大きいです。実際には大きさにたいした違いはないと考えてよいのでは。

モンスター本体が超重量級なのでベルトが無垢なのか巻き板なのかイマイチ判別が付きませんが、やはり仕上げはモンスターの方が上に感じますね。光沢感がボーイのベルトに比べ鈍く、中身が詰まっていると思わせられる重厚感があります。一コマが大きいのも影響しているかもしれませんね。ジュビリーブレスは構成パーツが多いので光の反射面も多いのです。

後はクラスプ部分ですね。比べるとボーイのは華奢です。どちらも剛性はしっかりしているのですが、モンスターのクラスプは肉厚で視覚的な安心感があります。

 

セイコーブラックボーイ ベルト

 

ベルト側面の写真です。ここに関してはどちらも特に不満はありません。両者ともしっかりと研磨されています。巻き板の丸まりが目に入ることもありません。

 

セイコーブラックボーイ ベルト

 

手持ちの大型ダイバーズ3つを並べてみました。タートルは近々似合いのウレタンベルトが届きます、ウへへ。後はアトラス、サムライ、セカンドダイバー、マリンマスター...セイコーダイバーズは魅力的なモデルが多すぎて困ります。

 

 

ベルト一つをこんなに待ち焦がれたことは無かったですが、期待に応える優秀なベルトでした。NATOベルトでもカジュアルですが、金属ベルトはカジュアルさの中にどことなく上品な雰囲気が加わります。街使いに最適なあか抜けた時計になりました。

モンスターとの純正ベルト比較ではボーイ劣勢のような内容になってしまいましたが、軽さ、通気性、装着感の良さなどはボーイ純正ベルトの圧勝です。モンスターのベルトは確かに質感は優れているのですが、重い時計+重いベルト=超重い...そのずっしり感がモンスターの個性でもあるんですけどね。

総評としては時計本体との相性や補完を考えて作られた良ベルトであると思います。後継機が出たことでボーイ廃盤の可能性もある今、備品はさらに入手困難になるかもしれません。既にお持ちの方も予備にもうひとつ、確保しておいた方がいいかもしれませんよ?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。