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セイコーSRP777レビュー -満を持して登場したサードダイバー復刻

 

世間はセカンド復刻で賑わってますね。

でも15万なんて学生が払えるわけないんで...私は

 

復刻サードダイバー、レビュー!

セイコー サードダイバー 復刻

 

私の所有するモデルはSRP777。海外販売の逆輸入品です。サードダイバーは国内版の6306よりも外販の6309の方がメジャーだから...というわけではなく普通に国内版が手に入らなかっただけです。基本的に保守派の私はオリジナルと同じ黒を選びました。

ベゼルインサートとチャプターリングにズレがありますが、これは大きな欠点です。どうしても少しズレてしまいます。拡大しているので目立ちますが実際は殆ど気になりません。しかし嫌がる人もいるだろうことは確か。

 

セイコー サードダイバー 復刻

セイコー サードダイバー 復刻

 

ケース径は本家よりも2mmアップした44mm。ですが同じ44㎜であるモンスターよりも圧迫感がありかなり大きく感じます。セイコーがまだ小さめサイズに回帰する前の製品なので仕方ありませんが、日本人が着けると腕に"載せる"感覚。

ただ、大きさに違和感を感じることは実はあまりありません。この時計の持つ主張の強さに違和感が霞んでしまう印象です。遠目からでもはっきり分かるフォルムの、硬派な男の時計。本家サードのコロンと丸みを帯びた可愛らしさは大きくなったことで薄れてしまったかもしれませんが、これはこれでとてもかっこいいです。

 

セイコー サードダイバー 復刻

セイコー サードダイバー 復刻

 

同価格帯で(実際は復刻サードの方がワンランク上ですが)個性のよく似た時計であるSKX777、"ボーイ"との比較です。直系子孫なので似ているのも当然ですが。色の濃さの違いは光の当たり具合もありますが、実際に復刻サードの方が薄い色味をしています。共にNATOベルトなので本体の違いが鮮明に表れていますね。

主な違いはケース形状、それに6、9、12時位置のインデックス。サードの12時位置インデックスはSWORD(刀剣)のあだ名で親しまれているようです。針は共通のものを使用、ベゼルインサートは同様のデザインですが実は復刻サードの方が一回り大きいです。

 

セイコー サードダイバー 復刻

セイコー サードダイバー 復刻

 

ベルトを外した状態。この状態だとポテッとした印象で可愛らしいです。

裏蓋もしっかりした作りで安心感があります。"SEIKO""200m"の文字が蓋にも鮮明に印字されているのは嬉しいです。Xマークも嫌いではありません。

 

セイコー サードダイバー 復刻

セイコー サードダイバー 復刻

 

ケースのエッジは鋭く立っていてボーイとは全然違います。サードの形状が比較的単純なラインであるとはいえ、流石プロスペックスです。

ラグ穴が貫通しているのも大変良い。ベルト交換の手間が劇的に改善されます。

 

セイコー サードダイバー 復刻

 

文字盤の拡大写真です。インデックスが夜光で盛り上がっているのが確認できるかと思います。夜光の強さはセイコーダイバーということでお墨付きです。夜光の強さ自体はボーイと同等でしたが、よりいいガラスが使われているのかサードの方が光の透過率が高く感じました。

"MOV’T JAPAN"の文字がありますね。国内版はここが"MADE IN JAPAN"になるのだと思います。たったそれだけの違いですが、海外では"日本製"の文字が高品質として大きな意味を持つのでしょう。偽物が圧倒的に少ない=真似できないというのが理由だと聞いたこともあります。誇らしいことです。

 

セイコー サードダイバー 復刻

 

購入時に付いていた純正のシリコンベルトに換装、こっちの方がダイバーズらしいです。写真で見かけるサードは殆どがウレタン・シリコンベルト仕様なので、見慣れているぶん圧倒的に自然に感じます。刷り込みですね。

 

セイコー サードダイバー 復刻

 

より無機質な印象になり、プロフェッショナルらしさが増しました。

やっぱりサードにはこれが一番似合うかも。

 

セイコー サードダイバー 復刻

セイコー サードダイバー 復刻

皆さんはどちらが好みですか?

 

サードダイバーは時計趣味を初めて割とすぐに知った時計で、最初に買った時計がボーイである私にとっては長らく憧れの時計でした。上のランクを知る方々にとっては物足りないこともあるのでしょうが、今回レビューを書いてみても改めて素晴らしい時計だと感じます。セイコーさんはよくぞこの価格帯で復刻してくれました。

 

 

今回は思い入れの強い時計ということでかなり大型の記事になってしまいました。写真を多めにしましたがやはり間延び感が否めないので改良の余地ありですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

セイコー サードダイバー 復刻