Gショック。アウトドアの相棒、言わずと知れた超頑丈時計である。写真は手持ちの中で最も長い付き合いであるDW-5750、通称スティングである。皆さんもよく知る、「レオン」の主題歌とか歌ったあのスティングである。彼がライブ中に身に付けていた、というのが理由のようだ。話が逸れた。とにかくGショックは頑丈で、かつ安い。安いので知らない間に増殖する。最初は3つで十分と思っていた私も、だんだん他に欲しいものが出てきてしまった...
現在僕が所持しているGショックは3つ。5600(5000)、5700、5500の三つ。最初期に作られた商品群です。最初のモデルが完成した1983年からしばらくの間、Gショックはカシオ製品の最上級グレードとして位置づけられていました。なので当初はバリエーションをそこまで広げるつもりは無かったようです。
変化が訪れたのが1990年ごろ。カシオは1990年にDW-6000を、続いて1992年にDW-5900を発表し、以降爆発的にバリエーションを増やしていきました。1992年はGショックがついに国内でもブレイクした記念すべき年といわれています。
数字ばかりで頭痛くなってきました。
僕が欲しいGショックはこの5900、6000の二つです。それぞれ「三つ目」「F1」という通称が付けられています。現在星の数ほどあるGショックのバリエーション、その発端となった2モデルです。
DW-5900。上記に記載されてるように、本当は6000の方が5900より先に発売されてます。開発は5900の方が先ですが、Gショックは海外でヒットしていたのでこの5900も海外でのみ発売されました。それが90年代のアメカジブームで注目を受け、ヒットと至ったようです。おかげでこの機種は「Gショックブームの火付け役」という大変栄誉ある扱いを受けています。(雑誌Beginなど)これは現在復刻されて市場にも出回っています。
同じ「三つ目」である6900、通称スラッシャーと比べて三つ目の部分が山なりに配置されているのがすごく良いです。下のデジタル表記も日付の部分が盛り上がっていてかわいいです。なんとなくカエルの口みたいに見えます。「三つ目」より「がま口」とか「フロッグ」の方が良くないですか?あ、「フロッグマン」が既にありましたね。当時品との違いとして「時刻簡易表示機能」が省略されているそうなのですが、どんな機能なのか?気になります。誰かYoutubeに挙げてくれませんかね?
DW-6000です。通称F1モデル。日本ではこちらが先に発売されました。時計で初めて1000分の1秒ストップウォッチを搭載したモデルらしいです。オリジンの突起をさらにとがらせたような、✖印を連想させるデザインです。こちらは復刻されていません。後継機のラリーモデルがやたら有名です。イチローがバリエーションモデルを着用したからだったと思います。「イチローモデル」とかあったような。
Gショックはベゼルが加水分解するうえに、中の時計本体ももって20年です。そのためコレクターも少なく、10年以上前のモデルを綺麗な状態で入手するのは難しいです。なので復刻モデルの需要はあると思うのですが、カシオさん出し惜しみしてます。ラリーモデルと一緒に復刻してくれないかなあ。カシオさんお願い。
以上で今回の記事を終わります。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
(画像の出典:「G-SHOCK PERFECT BIBLE 2011」 学研パブリッシング、2011 私物)
<おまけ>
DW-5900はネタに事欠きませんね。