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セイコー マリーンマスターSBBN011 レビューその② -他ダイバーズとの比較

先日、電車の中でふと目を向けると眼下に座る男性の腕に300mツナが。「おぉ同志よ...!」と心の中で呼びかけましたが結局、男性は私が降りるまで眠ったままなのでした...

まあそんな切ない話は置いといてツナ缶レビュー第二弾、今回は他のセイコーダイバーズとの比較編です。

 

セイコー ツナ缶 レビュー

SKX007ボーイとSBBN011ツナ。私がずっと撮りたかった構図です。ネットで時計サイトを巡回していたときにこの2本を並べて撮っている方がいらっしゃいました。空気潜水用と飽和潜水用。普段使いとプロ仕様。ダイバーズはこれだけで良いのではないかとさえ思える究極の2本に大変心動かされたのを覚えています。

 

セイコー ツナ缶 レビュー

セイコーダイバーズ進化の軌跡。ここにセカンドダイバーも加えたい所ですが面倒見切れないのでやめておきます。

この復刻サードはオリジナルとセカンドの中間のようなサイズ感でして、これに慣れた私にはオリジナルは小さ過ぎます。逆にセカンドダイバーは大きさ無骨さが魅力だったのに復刻はスリム化してしまいました。特徴的な竜頭ガードも目立たなくなって私的には悪印象だったのですが、市場の評価はそこそこ良いみたいです。目が肥えたから満足できないのだと思いたいですが、やはり私の感性が世間とズレているのでしょうか?いずれにしろセカンドは買わず、復刻サードを2nd3rd両方を兼ねる存在として使っていくつもりです。

 

セイコー ツナ缶 レビュー

セイコーダイバーズのオリジナルデザインといえばこの2本でしょうか。モンスターは意外にもツナ缶の遺伝子を受け継いだモデルです、4〜7時に張り出したラグ周りに外胴プロテクターの面影があります。地味で目立たない部分ですがここのお陰で全体のバランスが取れている縁の下の力持ち。

モンスターシリーズは最近元気がないですが、他に類を見ないセイコーだけのデザイン資産です。私の1stの価値を上げるためにももっと色々なモデルを出してアピールして良いと思います。世界的な流れなので仕方ないですが復刻商法はもうだいぶ切れるカードが少ないですし、復刻1stなど新たにヒットしたものを含めてこれからは既存のモデルを大事に育ててほしい。長期的視野でG-SHOCKのように育てば。

 

セイコー ツナ缶 レビュー

33mmのカーキと並べるとツナ缶の巨大さが分かります。空と海、軍用と特殊業務用(軍用含む)、数字とドット。どちらも視認性の高さを追求したモデルですが使用環境でこうもアプローチが違うのは面白い。逆に共通する要素は文字盤が黒のつや消しで文字府には全て夜光塗料が塗られており、三針時計であること。

逆に歴史あるドレスウォッチは文字盤白が殆どで、白=日常使用 黒=特殊用途という棲み分けが自然に出来ていたように思えます。

 

セイコー ツナ缶 レビュー

セイコー ツナ缶 レビュー

右側がボーイ、左がツナです。ツーピースとワンピースの違いを比べていただきたくて上げました。ツーピース構造はダイバーズならお馴染み、オイスターケースから始まった高い防水性を持つねじ込み式裏蓋特有のポコッと盛り上がった蓋です。ワンピースケースは一見平らなように見えますが実際は中心に向けて徐々に高くなる台形であり、腕との接地面の標高差はボーイより大きいです。なので着け心地は良くなくあまり安定しません。

そして横から見るとやっぱりツナ缶の厚みの凄さが分かりますが、この厚みで防水性能5倍というのは逆に薄いのかもしれません。信じられないかもしれませんが意外と、シャツに着けても違和感ないんですよ。少なくとも着用者目線では。

 

セイコー ツナ缶 レビュー

という訳で二回に渡ってSBBN011ツナ缶のレビューをしてまいりました。これでダイバーズウォッチは打ち止めかな。ただ冒頭で述べた300mダイバー、実際に見ると1000mとは違う魅力があるんですよね。銀色に輝くステンレスのツナは1000mのプロの道具感とは異なる華やかさがあるんですよ。あれ欲しいなぁ~!

という訳で今後も増えてく可能性あります。入手したらレビューも書くのでお読みいただけると嬉しいです。ばいなら。

 

 

P.S. 入手して半年たちますが未だ誰一人ツナ缶話題にしてくれません...悲しみを背負ってます。