晴れ間が続いて気持ちのいい日が続いてます。私はというと殆ど家に籠りきりです。課題が終わらないので仕方ありませんが、ここらが踏ん張りどころです。
今日はカシオの名物Gショック、
DW5750 スティングモデルです。
人気モデルなのでレビュー記事は既にたくさんあり、正直私が付けくわえて書くようなことは殆どありません。1985年のライブ・エイドでスティングの腕に巻かれていた時計、その復刻版です。
ライブ・エイドとはアフリカの飢餓問題の救済を目的に行なわれたチャリティ・コンサートであり、今現在でもおそらく世界最大規模のライブコンサートです。有名なのは「ボヘミアン・ラプソディ」でも描かれた、白いタンクトップ姿のフレディ・マーキュリーでしょうか。
電波時計など多機能モデルが充実している今のラインナップでこのシンプルな電池式時計が好まれるのはスティングの伝説だけではなく、このモデルの持つ本来の魅力も大きく影響していると思います。
Gショックはボリューミーなデザインのものが多いですがこれは大変コンパクトにまとまっており腕なじみがよいです。ベゼル径が44mの大型サイズなのですがウレタンで覆われているためかあまり大きく感じません。円形に沿うように流線的に配置された文字や赤、白、金の色づかいも控えめながら実に効果的に配置されています。
Gショックの中では最下層グレードに分類される時計ですが、自慢の耐衝撃機能に加えて防水性能も20気圧防水ですし(真水で洗える)、ストップウォッチ機能、タイマー機能、アラーム機能が装備されています。これで実売¥8000なのですから、見栄を気にしなければ最強の時計です。これぞ文明の利器、アナログ時計が廃れるわけですよ。でも人は案外無駄なモノに魅力を感じるわけです。無駄こそ文化です。
ここ数年は雑誌での露出も多くすっかり定番品のイメージが付いていますが、困ったことにこのモデルの扱いは限定品。大量に市場に出回っているとはいえ、いつ無くなるかも分かりません。個人的に最も気に入ってるデザインのGショックなのですが...
カシオさん、定番品にしてくれ!