注:今回はめちゃくちゃニッチな記事です。
357マグナムのダミーカートを買いました。日本では当然ながら銃弾所持が禁じられていますので代わりに作られたインテリアがダミーカートです。確かc-tec製で¥3800くらい、暫く前に買ったので今は値上がりしてるかもしれません。
もちろんクラウンM66に装填するのが目的です。
これはモデルガンに装填した時に空撃ちができるように衝撃吸収用のばねが仕込まれています。実物の空薬莢を再利用して作られた物とかも堂々と売られてますがグレーゾーンの品なので個人的にはお勧めしません。
あぁ...やっぱ絵になるよなぁ。プラカートにも良さはあるけど迫力が違う。
だけど問題はちゃんと装填できるか否かなのです。プラ製なので実弾発射は100%不可能とはいえ、貫通シリンダーな訳ですから自主規制でシリンダーサイズを微妙に変えてる可能性があります。
結論からいうと、ちゃんと装填できました。ただし注意する点があります。
おぉ...カウンターボアード...! 激アツです。
(以下雑な説明:カウンターボアードとは銃弾がすっぽりシリンダー内に収まる仕様のことで、通常のリボルバーはリムと呼ばれる銃弾のお尻の部分が見えます)
カウンターボアードは実射後の掃除が面倒で廃れたそうですが愛好家には熱烈に支持されます。
何故か?カッコいいからですよ(笑)
ちゃんとカートも引っかかりますが元々5mmくらいしか動いてくれないので下向きにしないと廃莢できません。更にこのカートはリムが小さいのか、排莢できてないままエジェクターを戻すとリムが内側に入ってしまいカートが抜けなくなります。こうなると銃本体を逆さまにシェイクするしかありません。少々ダサいです。
皆さんはカッコよく排莢しましょう。
こっちの写真の方が魅力が伝わりやすいですかね。ツライチになったシリンダーが堪らんのです。おまけに貫通シリンダーですからカッコいい弾頭もしっかり見えます。と思ったら正面からの写真撮ってませんでした。後で載せておかねば。
個人的お気に入り写真。下地が事務所みたいな机でタバコとか警察手帳なんかが散らばってたらより完璧です。やっぱり元の性格がオフィサー・デューティー・ガン(公務執行者用銃)なので、出動前の慌ただしさを再現したいGUNですね。
という訳で今回はダミーカートの紹介兼、クラウン・エアリボルバーに装填できるのか?の検証記事でした。改めて需要がニッチ過ぎるがこれを知りたい方は絶対一定数いると思う。ちゃんと装填できてほっとしました。
ところが、後で調べたらなんとこのダミーカートはデフォルメされており、通常の38spl.と同じ長さしかないらしい。純正プラカートと並べてみると確かに短い。
騙されたチクショー!怒りでコウメ太夫と化す私ですが逆にいえば純正カートはちゃんと357マグナム本来のサイズを再現しているということ、更にどうやら直径は正しいようなのでこれらを考えるとちゃんとした357マグナムカートも入りそうです。良かった。
皆さんくれぐれもご注意下さい。