田園が一面に広がるだだっ広い土地に、
"それ"はいきなり出現する...
ホントに何の脈絡もなく出現するのでビックリします。
写真で分かるように、お城みたいに塀で囲われています。
周りに高い建物がなく、建物の雰囲気もまるで違うのでかなり目立つ。
入口。見事な装飾です。点にしか見えないもの一つ一つが小さな龍。
拝観料大人500円を払って中へ。
内装も大変豪華です。日本のお寺とは明らかに趣向が異なり、異文化の建築物だと実感させてくれます。赤と金が多用されているのが凄く印象に残りますね。やはり赤と黄色(金)は中国文化と切っても切れない色なのか。
首里城はやはり中国文化の影響が大きかったことを再認識させられます。
ここは台湾の道教のお宮だそうで、こちらの建て主は本物の台湾出身の方。
大病が完治した感謝の念を示すためにお宮を建てることを決め、お告げを求めたところ台湾本土でなく日本の当地にと告げられ、当時は最寄り駅もなかった雑木林のこの土地を開拓してこのお宮を建てたそうです。
お告げを信じて所縁もない異国に身を投じるとは凄いですね。感謝を示す方法が行動のみとは思いませんが、やっぱり心動かされるものがあります。
大工さんも台湾の一流の方を呼び、完成までは15年かかったそうです。
門の右脇にある塔から上に登ることができます。屋根の装飾を身近で見ることができますが、本当に一つ一つ丁寧に作られているのが分かります、見事です。
建築物というのは芸術作品なのだなと感じます。
小さい彫刻が屋根いっぱいにあります。
三階に上がると鐘楼があり、お布施をして鳴らすことができます。合格祈願や健康祈願にいらっしゃった方々の記録がありました。この鐘は一階に安置されていたのですが、かつては鐘楼で勤めを果たしていたのかもしれませんね。
正面左の建物が休憩スペースとなっています。台湾のものらしきジュースを自販機で買って休憩。中国語履修したのに何が書いてあるのかさっぱり分からないので飲んでみてのお楽しみでしたが、普通の甘めのおいしいジュースでした。
というわけで今回の記事は以上となります。内容薄くてごめんなさい😅
距離的にもちょうど良かったので足を運びましたが、結果はロケ地だからといって別にどうということもなく...ただ彫刻や装飾は細かいところまで本当に見事なもので、異国の空気を感じることができました。西遊記以外にも色々なドラマや番組で使われる人気スポットらしいです。テレビで見かけることもあるかもしれませんね。
西遊記ファンの方や、国内で本物の台湾建築を見たい方はぜひ。
最後までご覧いただきありがとうございました。