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時計王国諏訪を歩く③ 上諏訪の風景-立石公園時計台~諏訪湖周辺

時計 諏訪

引き続き上諏訪駅まで徒歩移動です。伊勢旅でもこんな感じの写真を上げてましたが、旅先で見る真っ直ぐ続く道が私はとても好きです。線路だと特にスタンドバイミーっぽさがありますね。後追い世代の私にはあの映画にそれほど深い思い入れはありませんが、ヒルの所とラストシーンそしてベンEキングの歌うスタンドバイミーはよく憶えています。

 

時計 諏訪

道中大きな「SEIKO」の看板が目に入りました。道路からでもはっきり見えます。ネットを見ても特にセイコーの文字は無いのですが、下請けの企業さんなんでしょうか?

 

時計 諏訪

近くまで行ってみました、高島産業さんというのですね。セイコーの看板をもっと良い角度から撮れないか試行錯誤しましたが周囲に建物が多く叶いませんでした。青い屋根が印象的な立派な建物です。この中で時計の部品が作られているのかも?なんて考えると面白いです。エプソンさんのところならプリンターとかかもしれませんが。

 

時計 諏訪

また元の道を歩くと目的の建物がだいぶ近づいてきました。北斗神社頂上からの写真にも写っていた山の中腹にある建物、の一つ下にある白いオブジェが立石公園時計塔です。一番上の建物は老人ホームです。

何故知ってるかって?実は初日も登ったのですがスマホ充電切れ&分岐見逃しで立石公園にたどり着けず、日没後の山道を永遠歩きました...もう二度とあんな思いはしたくありません、夜の山は本当に危険なのです。

 

時計 諏訪

旅先で 地味にあるある 山登り

結構な急斜面で毎日上り下りしたらさぞ足腰鍛えられるでしょう。実際地方の老人は強い。

 

時計 諏訪

分岐見逃した理由がこれ。カーブした車道に歩行者用のショートカット階段が着けられているのですが、二個目のカーブの途中に公園があるためここを上ってしまうと通り過ぎてしまうのです。くれぐれもご注意下さい、

この階段は上ってはいけません。

 

時計 諏訪

ここの時点で充分絶景じゃねぇか!

30分くらいずーっと山登るのでここで皆さんが思ってる以上に感動しますよ。

 

時計 諏訪

PM14:00少々、立石公園に到着。やぁーっと着いた...

本宮でバス拾えてればここまで苦労しなかったかな...?まあ寄り道は旅の醍醐味さ。書いた場所以外もフラフラと色んなとこ寄り道したのでね...

 

時計 諏訪

いやー絶景かな絶景かな、値千両いや万両。美しい湖です。まさにオアシスと呼ぶにふさわしい。

 

時計 諏訪

君の名は。のどこかのシーンでこの階段が出てきたらしくて(私は冒頭5分で甘すぎてギブ)、カップル中心に観光客に人気のスポットだそうです。

ただ有名になると下品で常識のない人間が増えるのも世の常で、大声で叫び続ける輩や待ってる人がいるのに長時間撮影スポットを占拠する輩が目に余りました。悲しいかな同年代と思われる若者ばかりです。

民度の低下を人の集まる都会ではなく旅先で実感させられるのはつらいです。これから益々悪化するのでしょうね...

 

時計 諏訪

丘の上にある時計塔展望台。特徴的なオブジェはなんと日時計になっているそうです。より高いところにありますが正直さっきの撮影スポットで撮った方が映えます。

 

時計 諏訪

目のいい人なら下からでも時間を確認できそうではありますが、付近に民家もなく完全に車で来る場所なのになぜ時計?そこはやはり時計の町という自負があるのでしょうか。

下とは違い落ち着いていて良い場所でした。

 

時計 諏訪

行きはよいよい、と言いますが帰りはむしろ楽で早いというのが持論です。知った道の安心感よ。

山を下って元の道に戻り、上諏訪駅に到着。いたって普通の駅という感じです、埼玉あたりによくある駅の雰囲気。榎本牧場そろそろ再訪しようか?

 

 

時計 諏訪

下諏訪駅前の何もなさとは違ってこの駅は駅前スーパー兼市民会館があったりしてベットタウン的な雰囲気が感じられます。下諏訪は昔から住む人たちの土地、上諏訪は新旧住民が入り乱れる町、といった具合か。観光地の雰囲気があるのは断然下諏訪です。

 

時計 諏訪

実際距離がだいぶ離れているのもあり同じ諏訪の名を冠しても町の性格は違うようで、車社会でもそこは変わらないのが意外。こっちの駅でも地元産業の紹介がありましたが食品系が多い印象。水道用プラ?のエアガンはちょっと興味あります。

 

時計 諏訪

上諏訪駅から徒歩10分ほどのところに「セイコーエプソン本社」があります。グーグルレビュー見たら「地元から嫌われている大企業」とか書かれてて笑ったwまあ、リアルちゃあリアルですね。

中には入れないし特に何もできないのは分かっていましたが、どうしてもここは見ておきたかった。諏訪精工舎の工場があったのがこの場所かどうかは分からないけど(おそらく違うだろう)、爆心地というか、自分の使っている時計が生まれた場所の空気を吸ってみたかった。

 

時計 諏訪

時の科学館で見た資料によるとセイコーは諏訪以外にも10か所以上、かなり広範囲に散らして機材や技術者を疎開させたようです。その中で諏訪の大和工業だけが引き留めに成功し「諏訪精工舎」となったと。あるいは二大生産工場にまで出世できたのが諏訪だけだったのか、いずれにしても生き馬の目を抜く当時の生存競争を垣間見ました。

写真はセイコーエプソン本社の真裏、信号挟んですぐの路地にあった建物です。やはり「大和」は地名かそれに近い地域の何かなのだと思われます。

 

時計 諏訪

エプソン本社を後にしてまた歩くこと5分、諏訪湖に到着です。結構暖かったのですが湖周辺はやはり強風、すごく寒い。出発前からツナと諏訪湖を撮りたいと考えてましたが、念願叶えたわりに写真の出来は可もなく不可もなくか。気づいた方もいるでしょうが上諏訪駅周りの写真はこの後駅に戻った時に撮りました。

ちょうど御神渡りのニュースが出て4日後くらいに行ったのですがこの暖かさから分かるようにすっかり溶けてました。残念。

 

時計 諏訪

下諏訪と同じく温泉が豊富に湧く様で湖畔にも大型銭湯があるほか、足湯が無料で開放されてます。入ってみたかったが後始末に困るので断念(タオル持ってない)。あとは道なりに諏訪の産業のあゆみがオブジェと共に解説されて面白いです。乾燥、少雨の気候が精密産業に適していたようですね。

 

時計 諏訪

だいぶ歩いてようやく目的のものを発見しました。上諏訪周辺で一番見たかった諏訪湖日時計です。オブジェとしても何か洗練されててカッコイイでしょ?

 

時計 諏訪

時計 諏訪

中心を囲んで干支が描かれており、しっかり日時計として機能します。

ちょうど私の干支である寅の刻。15時前後です。

 

というわけで上諏訪散策回でした。下諏訪に比べ立石公園以外は観光客の注意を惹くめぼしい観光名所がない印象でしたが、後日調べるとどうやら博物館や美術館が豊富にある地域の様です。

既に15時を回り日も落ち始めましたが、諏訪大社最後の一社「春宮」を拝みに下諏訪へ戻ります。