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時計王国諏訪を歩く② ~諏訪大社と地域風景

時計 諏訪

取り敢えず目的は達成したので、あとは諏訪の空気を肌で感じたい。せっかくの一泊二日歩き倒しましょう。写真は先ほどの儀象堂のすぐそばで撮ったものです、諏訪という土地が山間の窪地にあることが分かります。

 

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儀象堂から徒歩3分ほどの場所にこの諏訪大社「秋宮」があります。日本最古の神社の一つと言われており、上社2社下社2社の4つからなる神社です。神木をご神体そのものとして祭っているため具体的な本殿を持たないことも特異な神社の様です。上社は「前宮」「本宮」、下社は「秋宮」「春宮」からなります。ここ秋宮は青銅製の狛犬が有名だそうで、実際に青く光る狛犬はなかなか見ごたえがありました。

ちなみにここは中山道甲州道中が合流する土地であり、中山道唯一の宿場町として栄えたそうです。今でも温泉がそこかしこにあり¥300ほどで名泉を堪能できます。車があれば都心から2時間半で着きますし手早く回れますので日帰り旅行先におすすめです。

 

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一晩越して朝7時に宿を出る。基本車移動を念頭に置いて町が作られてますので宿の場所も駅と駅の丁度中間地点にあり、たどり着くまで苦労しました...田舎の駅って間隔が遠いんだよ。駅周辺に全然施設ないのに、ファミレスやら宿屋やら全部ここに固まってるんだもんなぁ。

気持ちの良い晴れ空なので愚痴もほどほどに諏訪大社「前宮」へ向かいます。こんな感じの車道がずーっと続きますが天気も良く遠くの景色も綺麗ですので苦痛はないです。知らない町を歩くのは何故かいつも楽しい。

 

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前宮に到着しました。ここは特殊な神社で境内がとても広く実質2つに分かれています。普通の民家が立ち並ぶ道が間に挟まるので思わず「これで終わり⁉」と他の3つより小さく感じてしまいますが実際は一番境内が広い神社でしょう。本殿(前述の通りあくまで仮のもの)に気づかず手前で帰ってしまう方も多いのではないでしょうか。「仁和寺の法師」を思い出しますね。

 

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途中の道脇にこんな雰囲気の良い広場がありました。雪の積もった丘と風車がとても素敵です。

 

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ご当地マンホールも見つけました。「諏訪」大社ですが上社2つは茅野という隣の市の方に近く、行政区分的にはそちらに属するのかもしれません。茅野市は国宝「縄文のビーナス」の出土した土地で描かれているのはそれでしょう。ケーブルカーは知らなかったな。

 

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前宮。早朝だったのもあってかひっそりとした静謐な雰囲気の神社でした、知る人ぞ知るという感じです。左脇に山から流れる清流があり、神域を流れるご神水として大切にされているようです。

 

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前宮を後にして本宮へ向かう。車道と本宮への分岐路で天下の名水として名高いらしい「石清水」の水飲み場を発見しました、確かに名前は聞いたことがある。ちょっと飲んでみたいけどお腹壊したら台無しだしなぁ、失礼だろうか。

 

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途中の道で「北斗神社」なる神社を発見。階段だけで小山を登る勢いの急こう配です。おまけに冬で日陰なので一部石段が凍ってます、迷いましたがこれもご縁。

 

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登り切りました...ただ正直降りる時の方が怖かったです。角度的に諏訪湖は見えませんが諏訪の町一帯が見渡せます。実は次の記事で書く予定の立石公園時計塔もちゃんと映ってるんですよ。

 

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必死な思いで震えながら登ってきたからか、本殿の美しさよりもそれに感じる厳かさや恐さの方が勝りました。でも神様を恐れる気持ちって大事だと思います、今回それをよく考えさせられました。上り下り本当に死ぬほど怖かったです。

沢山の千羽鶴も印象的でした。

 

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そこそこ寄り道しましたが下宮出発から1時間、本宮に到着です。やっぱり神社は朝早く行くのが一番ですね、何かと騒ぐうるさい輩もいません。

 

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入ってすぐに木の廊下がありました。歩くとコトコト独特の音が鳴り楽しいです。

 

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見事な木彫り。この日は馬の姿はありませんでしたが...

 

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本殿のある空間は広々としていています。青い屋根が印象的でした。

 

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重要文化財である神楽殿の太鼓、写真では伝わりにくいですがもの凄い大きさです。驚いたことに一枚皮で貼られていて日本一の大きさ。元旦朝のみ打たれるそうでさぞ見物人で賑わうのでしょうなぁ。

 

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誰しも一度は聞いたであろう伝説の力士雷電為右衛門(予測変換一発で出たのに驚き)。たしか無敗?ここ信州の生まれだそう。

 

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ここにも同い年の樹が。あちらは御柱祭で使われたものが建てられたのとうまれ年が同じでしたが、ここのは正真正銘私と同い年の樹の様です。まだまだ細く頼りないですが健康的に青々と茂っているのを見ると顔がほころぶ。また来るのでしっかり育ってくれよ。

 

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こちら側の鳥居も立派なものでした。白い鳥居には朝の空気が良く似合っている。

 

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さて、上諏訪駅まで歩くぞ~!(約6.5㎞)

 

続く