世界で最も売れたスニーカー「スタンスミス」。
現在販売されているスタンスミスは三種類。
・天然皮革のオリジナル完全再現モデル(上)
・天然皮革の標準モデル(中)
・合皮のABCマート限定販売モデル(下)
皆さん(中)の天然皮革モデルばかりレビューしていますが、僕は合皮になっても(下)の廉価モデルこそがスタンスミスの正統後継だと信じて履き続けてきました。「合皮はすぐ劣化する」「質の悪さが一目瞭然」
本当かどうかは今お見せします。
これが五年間履いた合皮スタンスミスです。
お手入れは履くたびに軽く水拭き、ブラッシング、シューキーパーを入れるくらいです。3分あれば完了します。
どう思われるかは皆さん次第ですが、私としては大変味のある育ち方をしてくれて満足しています。一か所ずつ丁寧にお見せしましょう。
まずは最も人に見られる角度であるサイドビューから。ミッドソールとアッパーの間あたりから徐々に黒ずんできてはいますが、新品の恥を知らないテカテカの輝きよりも遥かに白スニーカーとしてカッコいいと思います。
個人的に合皮は新品の時が一番「差」を感じるが、そこさえ乗り越えれば凝視しなければ分からないレベルまで肉薄することが出来ると思います。
前から見るとだいぶ劣化していますね。アップで見るとなおさら。しかし五年も酷使してこの程度なら充分許容範囲なのではないかと思います。この程度で足元を見られて「汚い靴」と思われることは全くないです。
靴紐はABCマートで買える細紐にカスタムしてます。簡単なのにシルエットが細くなり清潔感が増すので超おすすめです。
バックショット。個人的にヒールパッチのやれ具合が最も気に入っています。(中)ランクのスタンスミスはここが緑で目立たないようになってるんです。緑の素地に白い模様が浮かんでいるのがこれぞスタンスミス!なデザインだと思ってます。
(上)のモデルは同様の緑×白のヒールパッチなのですが...流石に間違われたりはしないかな。もし「一番高いやつ!?」とか言われたら嬉しいな。
以上私のスタンスミスレビューでした。
履きやすさNo.1のニューバランスと並んで私のお気に入りです。ミッドソールも自然なクリーム色に退色してくれて自分で育てたという満足感を与えてくれます。大切なのは愛着。合皮でも大切にすれば良い具合に育てられるということを知ってもらいたいです。
お読みいただきありがとうございました。