ときちけです。先日久々に登山に行ってきたので、今回はその記録を書いていきます。
今回登ったのは神奈川県相模原市にある陣馬山(じんばさん)。戦国時代、北条氏と武田氏の合戦の際に武田氏がここに陣を構えたことが名前の由来とされていますが諸説あります。
中央線から高尾→小渕沢ゆきで一本。距離に反してアクセスは良好です。通勤ラッシュを避けたら遅めの到着となってしまいました。
電車に揺られること1時間、最寄りの藤野駅に到着しました。駅から見える謎のラブレターが有名らしいので一枚。脇にある長いトンネルを抜けて暫く歩きます。
登山口に着きました。月曜日が山の日だったので混雑を予想し火曜日に延期したのですが、この日の最高気温は37℃。サウナみたいな暑さで既にぐったりです。ゆっくりゆっくり登ります。
この山には3つのルートがあるのですが、今回は最も古い栃谷尾根ルートで登っていきます。
ずいぶん舗装路を登ってるのですが一向に登山道に入りません。既にけっこうな高さ。ギラギラした日差しの代わりに景色は最高です。
よく晴れてます。
民家が立ち並ぶ場所に着きました。別荘や山小屋ではなく"栃谷集落"というれっきとした村みたいです。こんな高いところに住んでるなんて驚きですが、車もありますし案外不便は小さいかもしれません。
登山道らしくなってきましたが、どこか生活感のある風景です。
ようやく登山道に入りましたが、急こう配で道は狭く、おまけに草がボーボーです。元登山部の私でも少々キツイです。誰だ初心者向けとかいったのは。
夢中で登ったのでここから写真撮れてません...1時間弱の間登り続けましたが三人ほどしかすれ違いませんでした。この暑さじゃ無理ないか。でも木で日光が遮られて幾分暑さは和らぎました。
開けた場所に出た!ということは...
着いたぞ頂上!
この時点で午後2時前後。登山開始から約3時間、猛暑のため非常にゆっくりの行軍でしたがなんとか昼過ぎまでに到着できました。
快晴のため最高の眺望ですが汗の量も凄まじいです。陣馬山といえばこの馬の彫像ですが、なんとも言い難い珍相ですねコレ、非常に面白いオブジェです。
そそくさとお茶さんに避難。「富士見茶屋」さんの冷やしうどん。疲れた体に最高に沁みる一品です。お茶もキンキンに冷えてやがる!
付近に車道も見当たらないのにこんな高いところで休憩できるとは、お店の方には本当に頭が下がります。予想以上の暑さで水が切れてたので本当に助かりました。
席=バルコニーになっていて景色もばっちりです。
ついつい長居してしまいました。
帰りはファミリー向けとされる一ノ尾尾根コースで下山。こちらはなだらかで道も整備されていて歩きやすい印象でした。地図で確認すると栃谷尾根ルートは山頂まで迂回せずまっすぐに中心を通るので、もしかすると一番難易度の高いルートだったのかもしれません。3時を過ぎるとさすがに日差しも弱まってきて、周囲の景色を楽しみながら下山できました。
午後4時半に下山完了。
総評としては都心からのアクセスも良くコースによって初心者から中~上級者まで幅広く楽しめる山だと思います。次来るときは逆方面から登ってみよう。
最後までご覧いただきありがとうございました。