暑い日が続きますが、こんな時私は 滝 が無性に見たくなります。傍に立ってひんやりした澄んだ空気を吸っているだけで心が和らぐ。実際周囲の温度は下がっていると思いますが、視覚的にも涼しさを感じられるので滝の動画や写真を見るのも好きです。
そういえば滝が印象的だったライドがあったなと思い、今回の記事を書きました。紅葉の季節に敢行したので涼しめな風景が続きますです。お読みいただいている皆様に一服の清涼をもたらすことができれば幸いです。
10月初旬。奥多摩は「武蔵五日市駅」に10時に集合。こちらのお店を待ち合わせ場所に使わせていただきました。どうやら自転車のレンタルを行なっているようで、手ぶらで自転車旅行を楽しめると奥多摩ライドの人気に一役買っているようです。お土産屋さん風でしたが飲食もできるようです。奥多摩ライドの憩いの場ですね。
当日はトランプ大統領が来日するまさにその日であり、街道にいくつか交通規制が敷かれていてそれが原因で1時間遅刻してしまいました。待たせてしまった友人には平謝りでなんとか許してもらいます。
風もいい塩梅でサイクル日和です。少し早かったか紅葉がまばらでしたが、ところどころで葉が紅く色づいています。奥に流れる川は「秋川」です。時期的にベストな名称ですね。奥に下って写真手前の「石舟橋」へ。
1枚目が橋の左から、2枚目は右から撮った写真です。同じ川なのに左右でこうも違うのは面白いですね。静と動。日当たりもうまい具合に明暗が分かれてます。
奥に行くと温泉施設が。家族連れも多くいらっしゃってにぎわっていました。温泉で一息というのも良いですがまだ走り始めということで先へ急ぎます。見ごろのもみじの木があったので思わず一枚。もっとアップで撮れ。
次の目的地へ向かいます。
道なりに進みますがかなり上りの激しいコースです。さっきと同じ川ですが高度の差が伝わるでしょうか。
入口に着きました。ここからは歩いて登ります。自転車を置いて奥へ。それにしても雲一つない快晴です。本来なら紅葉を楽しむのにピッタリなんですが、来るのがちょっと早すぎた。
しばらく登るとハイカラな一軒家が。煙突を本当に使っている家なんて久々に見ました。お土産屋さんのようで中で写真を一枚購入。
入口には望遠鏡が置いてあり、山向こうの有名な滝が見えるとのこと。天狗なんたら...だったかな?よく分かりませんでした。
うーん何処を撮っても画になりますねぇ。なんかつまらん。ひねくれものの私はもっとぎこちない画が欲しいのです。もっと奥へ。
ようやく目的地に到着。これが今回の目玉である「払沢(ほっさわ)の滝」です。檜原村を代表する滝であり、東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれた滝。観光協会のHPによると
「落差は4段で約60m。最下段(落差約26m)の落ち込みにある深い淵はとても神秘的で、古くから大蛇が住むと伝えられてきました。また払沢の滝は厳冬期に美しく 結氷することでも知られています」(檜原村観光協会HPより引用 URL: https://hinohara-kankou.jp/hossawanotaki/)
だそうです。
落差26mが全体的に見てどれほどの規模かは分かりませんが、少なくとも都心から日帰りで見られるには十分すぎる迫力です。マイナスイオンが気持ちいい。
滝をたっぷり堪能したら下山。
小腹満たしにこちらで「とうふソフト」いただきました。わりと有名なお店みたいです。お腹すいてたので写真撮り忘れましたが、美味でした。
このあたりで午後2時前後。いい時間なので本当ならお開きなんですが、気になる場所があった私は遅刻した身ながら友人に懇願。よりによって山の頂上付近にありました、黙ってついてきてくれた友人にはただただ感謝。
「大岳鍾乳洞」こういう洞窟とか大好きなんですよ。
ガキだなぁ俺。
以外にも中は広くけっこう楽しめました。でも苦労に見合うかといわれると微妙です...いやホントにきついので。個人的に霞ケ浦一周より疲れた気がする。
その分帰りは下りオンリーで爽快でした。
下りきった勢いでそのまま最初の駅へ。このころはまだ輪行のノウハウを習得する前だったので走って帰ってました。ひたすら自転車こいで午後9時前後に帰宅。
久々に長い記事になってしまいました、いかがでしたでしょうか。暑苦しい日々ですがこれを読んで少しでも涼しさを感じていただけましたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<おまけ>
お土産屋店内にて。ト○ロに出てきましたね。黒電話は見たことありますが、こんなものがまだ存在するんだ...驚きでした。