こんにちは。ときちけです。
今日は久々にこいつの紹介です。セイコーSBPX083。
↓セイコーHPでカタログスペックが見れます。
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/seikoselection/sbpx083
ドレス調でスーツ以外に合わせる以外は難しそうな顔をしてますが、ラフな服装にもよく似合います。僕は緑のMA-1ジャケットに合わせるのがお気に入りです。ナイロンの明るい表地に同じく反射の強いこの時計がとてもマッチしています。
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低価格帯のクォーツ時計にはセイコーが誇る日&曜日送り機能が付いていないものも多いです。ですから¥1000程の時計は中堅~高級ブランドの時計とはうって変わってノンデイトのものが殆どを占めます。この時計はというと、ちゃんと日付・曜日共に早送りが可能です。おなじみ2月末の「パーペチュアルカレンダーの日」に確認しました。ウチのは手動で直さないといけないので。とほほ😅。
僕はてっきりこの時計には早送り機構は搭載されていないと思っていましたが、理由は操作時の竜頭の引き出し位置にあります。セイコー製のセオリー通りに一段階引き出しで変更なのですが、この一段目が非常に分かりにくい。クリック感が無くぬるっとした感覚です。なまじ二段階目はしっかりクリック感があるので余計に分かりにくいです。カレンダーも同じようにゆっくり切り替わりますが、これはこれでいいかもしれません。
かっこいい時計でぱっと見はGSにも劣らないと個人的に思ってますが(親馬鹿🙄)、GSマークは案外目立つものでこの時計がGSだと思われることはないでしょう。それでもデザイン・性能共に¥14000では破格のものであることは間違いありません。セイコーの良心が表れた時計だと思います。
ふと思ったんですが、現行GSの文字盤デザインってロレックスのオイパぺとかを意識しているんでしょうか。高級路線を強調するためSEIKOロゴを無くすのはまだ理解できますが、なぜ上下のフォントバランスを崩してまで針下のフォントをのっぺらぼうにするのか疑問でした。今の方がバランスが取れているという人もいますしこれからますます増えていくと思いますが、個人的には昔のデザインの方が好きです。
先日裏蓋空けるための機器が揃いました。前からコツコツ集めてましたがお金がない時に限って出品されるっていうね...おかげで今月は本当にもう何も買えません。まあコロナで出かける用事もないし大丈夫だぁ。
電池交換代が一回¥1000として、ねじ込み式を空ける場合なら保持器と側開器で締めて¥14000前後...やっぱり時計好きじゃなきゃ採算が合わないですね。
使われているのはセイコーのクォーツムーブメント、キャリバーV158。現行アルバミリタリーなんかにも使われてるソーラー発電式ムーブメントです。ムーブメント自体の単価は安いと思われます。
埃や髪の毛にも細心の注意を払います、手も洗って油落として大変。もっとじっくりムーブメントを拝みたかったですがすぐ閉めました。
最高の普通。よくGSを指してそう呼ばれますが、その称号はこの時計にこそ相応しいと思います。シンプルな三針、クォーツ、日・曜日送り機構、低価格。"セイコーらしさ"が詰まった時計ではないでしょうか。
今回は以上で終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました。