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【クロスバイクでの輪行 収納編】ロードバイクじゃなくても大丈夫!輪行で遠くへ出かけよう

 

前回の分解編に続き、今回は輪行袋への収納方法について書きます。使用しているのはジャイアントのESCAPE RX3という自転車です。

 

私の場合、輪行袋は「オーストリッチ L-100」を使用しています。前回の記事で述べたように輪行袋は思った以上に小さくクロスバイクでは選択肢がかなり限定されます。せっかく買ったのに入らないという最悪の事態を防ぐためにも、L-100のサイズを参考に余裕を持ったサイズのものをお選びください。

 

 

 

<1、前輪の保護>

クロスバイク 輪行

 

リアエンド(後輪用、写真下2つで1セット)だけで十分という意見もありますが、クロスの場合は必ずフロント(前輪用、写真上)も用意しましょう。経験上、結構ぶつけます。クロスはハンドルが長いのでそちらに気を取られてしまうのです。エンド金具は両方用意しましょう。

基本的な道具は全てオーストリッチでそろえることをおすすめします。50年続く自転車用品の老舗ブランドであり、品質は間違いなく値段もお手頃。それでも道具を一気に揃えると¥20000近くかかってしまいますが自転車の安全には替えられません。

 

クロスバイク 輪行

自転車 輪行

 

突っ張り棒のようにはめ込みます。その後レバーを分解のときの要領で通します。多少フレーム先端がはみ出てしまうのは問題ないです。

締めた後のレバーの向きはフレームに沿わせましょう。飛び出ていると何かの拍子に外れる可能性があります。これで前輪は完了。

 

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これが正しい位置。

 

 

 

<2、後輪の保護> 

クロスバイク 輪行

 

後輪です。こんな風に展開してレバーで固定するのが正規のやりかたですが、これだとどうやっても左端の変速機が地面に接触してしまいます。そこで裏技を紹介します。(※自己責任でお願いします)

 

クロスバイク 輪行

 

↑これです。こうやってチェーンを噛ませてレバーを通すことで変速機に力がかかり地面に接触しなくなります。コツがいるので最初は手間取るかもしれません。

 

ね、接触しないでしょ?

 

前回の後輪を外す作業で見せた通り変速機は可動域が広いので負担は少ないと思いますが、一定の力が掛かり続けるので最悪チェーンは変形する恐れがあります。が、僕は3年この方法で使ってますが特に変形はありません。ただ長時間放置することは避けたいです。

 

 

 

<3、各パーツの保護>

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中心がスプロケット

クロスバイク 輪行

必ずつけよう。

 

エンド金具の取り付けが終わったらスプロケットカバーを付けます。後輪のギア部分につけるカバーです。これ付けないとおそらくフレームに傷が入りまくります。絶対つけましょう。カバーは裏地がスポンジになっていて鋭利なギアの先端部分をしっかり包んでくれます。

 

クロスバイク 輪行

 

ここで自転車を立てます。サドルとリアエンドが地面との接点になるようにします。リアエンドの角度が悪いとうまく立たないのでここで微調整。ホントは動かせないくらいガチガチに締まってるほうがいいのかもしれませんが...まあそれだと調整ができないので。

 

クロスバイク 輪行

 

 次にチェーンカバーを付けます。付けないと袋の中が油まみれになるのでこれも絶対に必要です。しっかり固定するのは難しいので、少々雑な固定でも問題ありません。

 

クロスバイク 輪行

 

終わったら今度はフレームカバーの取り付けです。付けないとフレームが傷だらけになるので必ずt(略

※2020.11追記・・・最近面倒でこの工程を省略していますがなんとかなってます。外置きで傷汚れは気にしないという方は省いていいです。

 

こうやって二枚重ねます。

 

僕のクロスはトップチューブ(一番上のフレーム)の径が大きいので一枚ではカバーできません。なのでカバーを二枚重ねて使用しています。ボトルホルダーが邪魔ですがカバーの接合面を工夫すれば取り付けられます。

 

 

 

<4、収納> 

 

 

いよいよ収納に入ります。チェーンカバーつけ忘れてやり直したのはご愛敬。車輪を本体に沿わせ写真のように付けます。

 

フレーム中央にうまく収まるようにしてます。

 

僕はスプロケットは保護のために内側にしています。ハンドルは安定するほうに倒してください。

 

クロスバイク 輪行

ペダルの理想的な位置です。フレームに沿わせるようにします。

 

以外に大事になるのがペダルの位置。クロスはハンドルで袋がかなり引っ張られるのでペダルが出っ張っていると収納できません。上の写真を参考にペダルの位置を調整してください。

 

オーストリッチ L-100

クロスバイク 輪行

移動の際に負荷が分散するよう固定します。

 

ここで輪行袋の登場です。L-100の場合バックル付きのストラップが三本付属しているので、それを使って本体と車輪を固定します。写真は参考ですが、なるべく負荷が分散するよう固定部分の距離を均等にするのが良いと思います。一つ一つが車輪→本体→車輪の3点をしっかり固定している状態にしてください。

 

クロスバイク 輪行

 

いよいよ輪行袋に収納していきます。L-100は内側に正しい位置がイラストで表示されているので、それに合わせて本体を収納します。本体を置いたら次は輪行袋の持ち手を作ります。

 

クロスバイク 輪行

この2点に付けます。

持ち手を通す穴があるのでここを通します。

裏(下)から通します。

 

日が暮れてきて写真が暗いですがお許しください。持ち手を固定するのは上の写真を参照。持ち手を付けるときに注意したいのがバックルの向き。一周させたら下から通して固定します。説明が難しいのですが写真を参考にしてください。もう一方のハンドル側はどこか穴に通したりする必要はありません。

 

 

終わったら上まで引き上げて口を縛ります。ハンドル側の持ち手は輪行袋の口から出すようにします。(ギューっと絞ったとこ)

 

結構ハンドル部分がギリギリなのが分かります。

輪行袋はこんな感じで持ち手に付けちゃいます。

 

チューブ全体がしっかり袋で隠れるように調整できたら完成です。

 

 

 

<実際に持ってみた>

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縦も横もかさばるので通行の邪魔にならないようにしましょう。あと電車に乗るときは面倒でも必ず先頭車両に乗ること。運転室付近は広めにスペースが取られているので邪魔になりにくいです。

 

 

 

組み立ての時はこれを逆にやりますが、組み立ては正直かなり楽です。

長々書きましたが慣れれば解体→収納まで15分でできます。早い人で5~6分?ちなみに僕の自己ベストは11分です。

 

電車に乗ることができるだけで行動範囲はかなり広がります。自転車持ってく必要ないじゃんと思われがちですが、実際は観光スポット同士がかなり離れてるなんてこともしばしば。そんなとき自転車なら素早く移動でき、歩きよりも多くの場所を回れます。僕みたいなのはただ自転車乗れるだけで楽しいんですけどね。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。