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山道きつ過ぎて膝が死んだ山中湖遠征記パート1

 

音信不通だった高校時代の友人と連絡が取れました。元気でやってるようで何より。昔を懐かしむ歳ではないですが、何かたまらなく嬉しいです。

 

自転車旅の記録第二弾。今回は大学1年3月に決行した山中湖村遠征です。

東京から山中湖へ向かう際に通ることになる国道413号線、通称「道志みち」。2020年東京オリンピックではロードレース種目のコースとして多くの自転車乗りが訪れることになります。総距離60㎞弱の起伏の激しいコースであり、僕たちもその厳しさを嫌というほど思い知らされました。

 

道志道サイクリング

集合地点。段々と明るくなってます。

 

東京と埼玉の県境近くで集合。この時点で6時前。夜が明けないうちから走っているのでこの時点でひとっ走り終えてます。早朝のサイクリングは車通りもほとんど無く空気もひんやりしてて新鮮でした。

 

道志道サイクリング

道中で綺麗な桜が撮れました。朝日を受けて輝いてます。

 

南下して神奈川に入ります。

 

道志道サイクリング

413(道志道)の入り口に到着。

 

道志みち、もとい国道413号線に合流。ここまでで20㎞弱走破。特に問題なくルート通りに進行。いきなり飛んで申し訳ないのですが走るのに夢中で写真撮り忘れちゃったみたいです...

しばらくは普通の舗装路が続きます。

 

道志道サイクリング

ここから本格的な山道へ。

 

しばらく進むと徐々に山間の道へ。スタートからここまで30㎞ほどです。途中一か所かなりの急斜面を上ります。体力に自信がある方は大丈夫ですが、そうでない方やクロスバイクの方は中復~後半にかけて上りのきつい箇所がいくつもあるので素直に自転車から降りて体力を温存することをお勧めします。ここから先は自販機がないので飲み物を1本ストックしておくと安心です。

 

道志道サイクリング

中腹にて

 

神奈川県の最大標高地点です。山道で上りが続きます。案外車通りが多く道幅も狭いため、休憩できる場所がなかなかありません。足をつったりすると危険です。途中に道の駅があり最悪の場合そこで夜を超すこともできるので、焦らずゆっくりと進みましょう。

 

道志道サイクリング

つり橋に到着。先代から続くサークル伝統の撮影スポット。

道志道サイクリング

標高の高さがお分かりいただけるだろうか

 

途中つり橋があり周囲の景色を一望できます。おすすめの撮影スポットです。

 

道志道サイクリング

道志村へ入りました。人が住んでいるので道も幾分か拓けてきます。

 

山道を抜けると所々に民家が現れます。途中小学校や中学校もありました。

このあたりまで来たら道の駅までもう少し。

 

道志道サイクリング

これはなんぞや?

 

途中意味ありげなモニュメントが。調べてみると道志村は東西全長が28㎞で「道志七里」と呼ばれており、起点塚(0)を含め4㎞ごとに一つ、計8つの塚が建てられているようです。ということは途中4つの塚が目印としてあったはずなのですが見落としていたことになります。皆さんはぜひ探してみてください。とはいえ本来目立つようになっているはずなのですが💧目がふしあn

 

道志道サイクリング

白塗りした友人の顔がテントと同化。服の色まで同じって狙ってやってんのか。

 

道の駅どうし(正式名称です)に到着。この時点で12時半ぐらい。集合地点での出発から約6時間が経過しています。昼食を摂って束の間の休憩です。

綺麗なところで、つい長居してしまうのですがこれが罠。買う物買って早く出発したほうが良いです。

地獄を見ます。

 

道志道サイクリング

な ん か 凄 そ う

 

道の駅を1時半に出発。この時点で既に50キロ近く走破。山中湖まで20キロを切っていますが、残念。実はここからが正念場です。一度休憩したことで緊張の切れたからだを容赦無い激痛が襲います。おまけにここから上りが再開。悲鳴を上げる足を何とか動かしのろのろと残りの距離を詰めてゆきます。

傍目にはまるで亀の歩みに見えたことでしょう。自転車に乗りながら歩くより遅いスピードで進む。もはや自転車に乗る意味がありませんが自転車に乗ってなきゃサイクリストではありません。意地です。

 

道志道サイクリング

長いトンネルを抜けると山中湖であった。腹の底が痛くなった。

長いトンネルを抜けた出口には山中湖村の文字が。ようやく目的地周辺です。

ここから先は下り一直線となります。今までの疲労がすべて吹き飛ぶといってよいほど信じられないくらいスイスイ進んで風がとても気持ち良いです。最高の瞬間です。あんな爽快感はなかなか味わえません。ただし調子に乗ってスピードを出すと転倒時は間違いなく死にます。自転車の運転で最も気を付けるべきは下りです。実は僕も過去に一回、下りで転倒して骨折してます💧

 

道志道サイクリング

途中お城みたいな建物がありました。ホテル?

道志道サイクリング

キターーー!!!

道志道サイクリング

下りきった!!ということは...

道志道サイクリング

山中湖に到着!!

 

写真ダイジェストになってしまいました。ついに到着。

下りきるともう目の前は山中湖です。ただし下り口付近では建物にさえぎられて山中湖が見えないです。下りきったところの交差点を進行方向右に曲がって左側を横目に見ながら走れば湖畔へ下ることができると思います。

 

道志道サイクリング

記念撮影

 

到着は3時23分。道の駅を出発してから約2時間かかりました。体感10分程度だった下りが約2㎞なので、16㎞を2時間。それでも思ってたより時間かかってませんね。まあ行ってみれば分かります。ホントにつらいんですから。ホントに。

総移動距離約70㎞。かかった時間約8時間30分。

 

道志道サイクリング

綺麗な宿です。

 

疲れ切っていたのでまだ3時過ぎなのに宿へ直行。我々が泊まったのは「ラコストリ山中湖」さん。部屋が綺麗で眺めも良く最高の宿でした。その後は湖畔で景色を眺めたりコンビニ行ったり自転車のメンテしたりして一日目終了。

 

道志道サイクリング

部屋から一枚。夕陽に染まる富士は絶景でした。

 

いやー疲れた。書き始めた時は短くパパッと終わらせるつもりだったのですが、思いがけず今までで最長の記事になってしまいました。最後まで見てくださった皆さま本当にありがとうございました。「一日目」とあるようにこの遠征は全行程2日の旅となっておりまして、続きがあるのですがそれはまた近いうちに記事にします。

それでは。

 

道志道サイクリング