ときちけは趣味が生きがい!

時計中心の趣味日記。

やっぱりツナ缶欲しいよね

 

わたくしセイコーダイバーズが大好きな訳ですが、となるとやはり欲しくなるのが外胴ダイバーズ。俗にツナ缶なんて呼ばれるシリーズです。

ちなみに皆さん、"外胴"って読めますか。そとどう?がいどう?困ったことに手持ちの「ダイバーズウォッチ進化論」にも、その他信頼できる資料にもどこにも情報が無いんですよね。基本音読みが多い部品ですが、"うち"そと"なんて読み方も普通にします、特に特許とかのお堅い文章では好んで使われる印象です。

 

話が逸れました。サブマリーナを初めとする一般的なダイバーズウォッチは回転ベゼルが時計の最も外側についていますが実用上これはあまり好ましくなく、実際に職業ダイバーの方々のブログには岩にぶつかるなど衝撃でベゼルがズレてしまうと書かれています。保険程度かと思ってましたが逆回転防止は案外重要性高かったんですね...インナーベゼル式ならと思ったんですが、竜頭が露出しているぶん普通のダイバーズよりもクルクル回っちゃいそうです。

これの対する一つの回答が「外付けでベゼルを固定する」こと。オメガのプロプロフと呼ばれるダイバーズはプッシュボタンを強く押し込まないとベゼルが回転しないようにする措置を取りました。これならプッシュボタンを力を入れて押し込む→ベゼルを回すという二つの動作をする必要があるため岩に当たるなどでベゼルが動く心配はありません。

そして我らがセイコー。出した答えは「時計自体をもう一回りプロテクターで覆う」でした。2時位置と8時位置に切り欠きを設け回転させることができるようにしたうえで衝撃によるベゼルの回転を防ぐ。構造が単純なぶんメンテナンス面でも安心できますしベゼル以外の部分の保護にも効果が高いそうです。他にもチタンケース、ワンピース構造など防水性を考え抜いたプロの道具としての魅力が詰まっています。特にチタンケースは当時プロプロフでも成しえませんでした。価格面も含め他メーカー製に大きく水をあけていたことは間違いありません。

 

蘊蓄をだらだら書きましたがこういうことを知るとやはり欲しくなっちゃいます。とはいえ今まで買ったセイコーダイバーズがお遊び用だとは全く思っておらず、むしろ植村ダイバーを筆頭として陸海空を問わない究極のアウトドアウォッチ、フィールドウォッチというのがセイコーの、ひいては全てのダイバーズウォッチの本領だと思います。日常非日常問わずどんな時でも相棒として傍における安心感がある。僕がダイバーズウォッチを一番好む理由です。

外胴モデルには300m仕様と1000m仕様があるわけですが、どちらも飽和潜水ですしベゼルの回転を防ぐ外胴付きなので十分なプロユースです。300mの裏蓋付き(ツーピース構造)でもエスケープバルブを設けないで飽和潜水を謳う=一切ガスの侵入を許さないという自負が本当に頼もしいですね。ハイエンド機は長年600m表記だったそうですが「人が潜れる限界が600mぐらいまでだったから」それ以上書かなかった(機材の進化で1000mぐらいまで潜れるようになった?)というのがシビレます。セイコーさん、もっと突っ張ってもええんやで...

気になる大きさも2~3㎝横にアップするだけで縦幅の短さも合わさりさほど気にならず、OHの料金もほぼ同じ。となれば1000mでしょ!と思ったのですが「価格」という最大の刺客がありました。クォーツ一択ですがそれでも高い。しかもワンピースケースはメンテ終了すると民間で修理してくれるところを探すのが大変そうで...7Cクォーツは息の長い機械ですしこれから先も生産され続けるだろうという期待はありますが、長期的な視野で見ると300mの方が有利です。

さてどうしようか?

 

読めば絶対に外胴ダイバーズが欲しくなる危ない本